ノコギリヤシとビタミンＥの相乗効果

ノコギリヤシ＋ビタミンＥの相乗効果

栄養成分には一緒に摂ることで「相乗効果」をもたらす組み合わせが多数存在します。
ノコギリヤシとビタミンＥもその一つで、相性の良い栄養成分です。
一緒に摂ることで様々な相乗効果が期待できます。
そこで今回は、ノコギリヤシとビタミンＥの相乗効果を４つご紹介します。

脱毛を予防し発毛を促す

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薄毛や抜け毛を引き起こす原因は「ジヒドロテストステロン」という男性ホルモンにあります。
ジヒドロテストステロンは体内に存在する５ａリダクターゼという酵素と男性ホルモンのテストステロンと結びつくことで生成されます。
ノコギリヤシに含まれるβシトステロールは５ａリダクターゼを抑制することで、テストステロンの結合を阻止し、ジヒドロテストステロンの生成を予防します。
この働きにより、ノコギリヤシは脱毛を予防します。

また、ノコギリヤシに含まれるβ-シトステロールは増え過ぎると血流を悪化させる悪玉コレステロールの減少をサポートします。
さらに、ノコギリヤシに含まれるオレイン酸は悪玉コレステロールを減らしたり、増え過ぎると血管を詰まらせる過酸化脂質の生成を抑えたりします。
このようにノコギリヤシには血液をサラサラにする働きがあるのですが、ビタミンＥには毛細血管を拡張する作用がありますので、一緒に摂ることで血液を促します。

ノコギリヤシとビタミンＥの働きによって体内の血液循環が良くなると、食事から摂った栄養や酸素が毛細血管によってしっかりと毛乳頭に届けられます。
毛乳頭は血液によって届けられた栄養や酵素を毛母細胞に渡し、細胞分裂を促します。
活発な細胞分裂が繰り返されることによって髪の毛が作られますので、発毛の促進に繋がります。

動脈硬化の予防

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上記でも述べたように、ノコギリヤシには増え過ぎると血液をどろどろにする悪玉コレステロールの減少をサポートするβ-シトステロールや、悪玉コレステロールを減らしたり、増え過ぎると血管を詰まらせる過酸化脂質の生成を抑えるオレイン酸、体内のコレステロール値を下げるオクタコサノールが含まれています。
このようにノコギリヤシは血液をサラサラにして、ビタミンＥは血管を拡張する作用がありますので、血液の流れを促します。

また、ビタミンＥには抗酸化作用もありますので、血中のコレステロールの酸化を防ぐことで過酸化脂質の生成も抑制します。
ノコギリヤシとビタミンＥの働きによって血液循環が良くなることで、悪化すると心筋梗塞、脳梗塞、狭心症などの生活習慣病のリスクを高める動脈硬化を予防します。

肌老化を抑制

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ノコギリヤシに含まれるβ-シトステロールは、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きを持つ植物性エストロゲンです。
エストロゲンは肌の水分量を調節したり、コラーゲンを増やしたりして、肌のシワやたるみ、乾燥を予防する働きがあります。
ノコギリヤシでエストロゲンの働きを補うことで、健やかな肌を維持します。

また、ビタミンＥには肌老化の原因とされる活性酸素から肌を守る抗酸化作用があります。
肌老化が起こる仕組みは、肌細胞を覆う不飽和脂肪酸が活性酸素によって酸化することにあります。
ビタミンＥを摂って活性酸素を除去することで、細胞の酸化を防ぎます。
これにより、肌老化の進行を抑制します。

女性ホルモンのバランスを整える

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上記でも述べたように、ノコギリヤシに含まれるβシトステロールは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをします。
エストロゲンは年齢とともに分泌量が減少し、それによりホルモンバランスが乱れやすくなります。

ノコギリヤシでエストロゲンの働きを補うことで、乱れたホルモンバランスを整えるように導きます。

また、ビタミンＥは性ホルモンを分泌する器官に働きかける作用を持っているため、ビタミンＥが不足するとホルモンバランスが乱れやすくなります。
ビタミンＥを摂ってホルモン分泌をサポートすることでホルモンバランスを整えるように促します。

ノコギリヤシとビタミンＥによってホルモンバランスが整うことで、更年期症状や月経前症候群などの緩和が期待できます。

ノコギリヤシ＋ビタミンＥで悩みを解消へ！

ノコギリヤシとビタミンＥは単体でも様々な働きを持っていますが、一緒に摂ることでより高い効果が期待できます。
薄毛や抜け毛が気になっている方、生活習慣が乱れがちな方、肌老化に悩んでいる方、ホルモンバランスが乱れがちな方などはノコギリヤシ＋ビタミンＥのサプリメントをおすすめします。